は行

ま行

や行
作家からのコメント
 日本の六古窯の一つである瀬戸赤津焼きは、平安の昔より千年もの間窯の火のたえることなく焼きつがれていて、今日に至っております。
 その間多くの名工が輩出し、研鑽と努力により、織部・志野・黄瀬戸・瀬戸黒など名品を世に送り出し、赤津焼きの名を高めました。
 その伝統の流れを汲む、山口錠鉄師(伝統工芸師)に師事し、陶技を学びながら作陶の道に新しい伝統美を創造したいと今日もまた明日のために精進を続けている次第であります。
作家からのコメント
 私は幼少から土遊びが好きで、父錠鉄の手法をまねているうちに、いつしか父の個性と我が祖先伝来の織部独特の持味を生かす秘法とを会得したが、父にたよっている間は父を抜くことはできないと考え、更に志野、古瀬戸等の雅趣に富んだ陶芸技術の向上、意匠品位の改良をはかっているが、結局それは土に対する愛情と調和との外の何者でもない。

陶芸作家小辞典(表紙)に戻ります。
このホームページに関する、お問い合わせ、または苦情などは下記まで。
制作 明和 E-mail:meiwa@mail.wbs.ne.jp
Copyright(c)1997-1999 MEIWA Corporation All right reserved.