お  抹  茶

 お抹茶は、日本に最初に伝えられたお茶で、当初は薬として扱われていました。そして今、各種ビタミンや葉緑素・タンニンなどが豊富で、アルカリ性飲料であることなど、現代医学においてその成分と効用は高く評価され、お抹茶は見直される存在となっています。
 なお、当店のお抹茶銘は、当店独自の銘です。とくに、不二昔・峰の白は、表千家即中斎先代家元より当店のために付けていただいた銘です。


お茶銘の軸
表千家即中斎先代家元よりいただいた茶銘の軸






お抹茶について

■保管について

 お抹茶は変質変色が大変早く、高温・湿気・光線・移り香を嫌います。
 当店のお抹茶は完全密封のプルトップ缶を採用しておりますので、開缶前は湿気・光線・移り香の心配はいりませんが、高温には弱いため冷蔵庫などでご保管下さい。
 また開缶後は、庫内の移り香に注意し、なるべく早めにお召し上がり下さい。なお、やむおえず長期間保存される場合は、冷凍庫で保管されることをおすすめいたします。



■濃茶と薄茶

 ご存知のとおり、お抹茶には濃茶と薄茶があります。
 全てのお抹茶は薄茶として召し上がって頂けますが、濃茶は濃く練って召し上がるため、苦味や渋みの強い下級品は適しません。当店のお抹茶の中でも特に良質で苦味や渋みが少なく、独特の上品な香りや、まろやかな味をもった「不二昔」をお勧めします。



■抹茶の色と味

 当店のお抹茶はいっさい着味、着色を致しておりません。
 新鮮なお抹茶は、上級品になればなるほど鮮やかなみどり色をしています。しかし、鮮やかなお抹茶も古くなったり痛んだりしますと赤っぽく変色しますので、保存には充分ご配慮下さい。



■抹茶のダマ

 お抹茶には大小のダマ(粒)が出来ている場合があります。
 これは静電気などが原因ですが、品質には全く変りはありません。お抹茶は、低温低湿の状態で石臼によって挽き上げるため、静電気を帯びやすく、細かく挽き上げれば上げるほどダマになりやすいのです。
 お抹茶を点てられる際に「ふるい」にかけていただくと、ダマはなくなり非常に点てやすくなって、おいしく召し上がって頂けます。



■プルトップ缶について

 当店の抹茶缶詰に使用しているプルトップ缶は、プルトック開封後も密封性を保つねじ式の「ひねりぶた」と、酸化を防ぐ「脱酸素材」を採用。
 脱酸素材は、直接抹茶に触れないように、特殊二重底にした缶底に固定しています。なお、ひねりぶたは最後まできっちりとお締め頂きますようお願い致します。






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